Minoru YAGISHITA
Biographic Data
| ID | 9506712 |
|---|---|
| NAME | Minoru YAGISHITA |
| GIVEN NAMES | Minoru |
| FAMILY NAME | YAGISHITA |
| SIGNATURE | YAGISHITA M |
| AFFILIATIONS | Bukkyo University |
| VERIFIED | No |
| TOTAL WORKS | 4 |
| TOTAL CITATIONS | 0 |
| WORKS AS AUTHOR | 4 |
| WORKS AS EDITOR | 0 |
| FIRST PUBLICATION YEAR | 2020 |
| LATEST PUBLICATION YEAR | 2024 |
| H-INDEX | 0 |
Performance of Housework among Younger Unmarried Individuals
日本社会において未婚率は増加傾向にあり,未婚者は人口の一定のボリュームを占める.従来の量的な家事労働研究は既婚者をおもな対象としており,未婚者について研究蓄積が少ない.近年,既婚者の不平等な家事分担の要因として家事の習熟の男女差が指摘されており,既婚者の不平等な家事分担を検討するうえでも未婚者の家事遂行が重要である.本研究は社会生活基本調査を用いてジェンダーに着目しコーホートの視点を加えて15–34歳の未婚者の家事について検討した.結果から,すべてのコーホート(1972–91)で年齢が高いと家事時間が長く,その関連は女性で顕著である.また,親同居や労働時間などを統制した回帰分析の結果では,年齢が高いと1日の家事時間が45分以上である確率が高く,男性より女性で高い.本稿の結果は25–34歳の未婚者における家事遂行の男女差の拡大を示しており,何がこれを引き起こすのか今後検討する必要がある
Household Labor during the First and Second Year of the Covid-19 Pandemic
2020年に始まった日本における新型コロナウイルスの感染拡大により,働き方や生活に大きな変化が生じ,先行研究からは男性の家事遂行が増加したことが示されている.本稿は,働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査および同調査のオンライン特別調査を用い,コロナ禍で増加した男性の家事遂行が定着したのかを検討した.また,補完的に男女の家事頻度に労働時間・通勤時間・同居子が与える影響がコロナ禍1年目と2年目で異なるかを分析した.結果から,コロナ禍1年目で男女ともに家事頻度が増加したが,2年目では男性のみ減少し,男性の家事頻度の増加傾向は持続していないことが示された.またコロナ禍1年目でのみ労働時間と家事頻度との関連がみられたが影響は小さい.加えて,同居子がいることで男性で家事頻度がコロナ禍1年目のみ増加したが,女性ではいずれの年も影響がみられなかった
A Quantitative Gender Analysis of Public and Private Spheres
Although gender segregation of the public and private spheres once reigned in the modern family, it seems to have waned in recent years. However, previous research drawing on interviews has shown that having a husband or child makes women’s lives home-centered. Using Japanese Life Course Panel Surveys, this study investigates whether Japanese married women and mothers spend less time outside the home compared to men because of their larger share …
The Managerial Aspect of Household Labor
家事労働研究は家事労働の分析を通して,世帯内労働の男女不平等を明らかにしてきた.特に量的な家事労働研究は,料理,皿洗い,掃除などのタスクに費やす時間や頻度から家事労働を把握してきた.しかし,これらの研究は世帯員の活動を滞りなく進めるためになされる世帯のマネジメントを見落としているという批判がある.本稿は上記の批判を発展させ,世帯のマネジメントには時間の捻出である生活時間のやりくりや,やりくりの可能性を考慮してスケジュールを構成する生活時間の組み立てが含まれると論じ,さらにそれらを女性が担っていると予想する.そのうえで生活時間のやりくりを量的調査から捉える試みとして,世帯の構成が変化する結婚や子どもを持つことが生活時間に与える影響に着目し,探索的な分析をおこなった.働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査を用い,固定効果モデルで結婚や子どもを持つことによって,男女の起床・家を出る・帰宅・就寝時刻にどのような変動が生じるのかを検討した.結果から,結婚により男女とも起床・帰宅・就寝が早くな…
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A Quantitative Gender Analysis of Public and Private Spheres
Although gender segregation of the public and private spheres once reigned in the modern family, it seems to have waned in recent years. However, previous research drawing on interviews has shown that having a husband or child makes women’s lives home-centered. Using Japanese Life Course Panel Surveys, this study investigates whether Japanese married women and mothers spend less time outside the home compared to men because of their larger share …
The Managerial Aspect of Household Labor
家事労働研究は家事労働の分析を通して,世帯内労働の男女不平等を明らかにしてきた.特に量的な家事労働研究は,料理,皿洗い,掃除などのタスクに費やす時間や頻度から家事労働を把握してきた.しかし,これらの研究は世帯員の活動を滞りなく進めるためになされる世帯のマネジメントを見落としているという批判がある.本稿は上記の批判を発展させ,世帯のマネジメントには時間の捻出である生活時間のやりくりや,やりくりの可能性を考慮してスケジュールを構成する生活時間の組み立てが含まれると論じ,さらにそれらを女性が担っていると予想する.そのうえで生活時間のやりくりを量的調査から捉える試みとして,世帯の構成が変化する結婚や子どもを持つことが生活時間に与える影響に着目し,探索的な分析をおこなった.働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査を用い,固定効果モデルで結婚や子どもを持つことによって,男女の起床・家を出る・帰宅・就寝時刻にどのような変動が生じるのかを検討した.結果から,結婚により男女とも起床・帰宅・就寝が早くな…
Household Labor during the First and Second Year of the Covid-19 Pandemic
2020年に始まった日本における新型コロナウイルスの感染拡大により,働き方や生活に大きな変化が生じ,先行研究からは男性の家事遂行が増加したことが示されている.本稿は,働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査および同調査のオンライン特別調査を用い,コロナ禍で増加した男性の家事遂行が定着したのかを検討した.また,補完的に男女の家事頻度に労働時間・通勤時間・同居子が与える影響がコロナ禍1年目と2年目で異なるかを分析した.結果から,コロナ禍1年目で男女ともに家事頻度が増加したが,2年目では男性のみ減少し,男性の家事頻度の増加傾向は持続していないことが示された.またコロナ禍1年目でのみ労働時間と家事頻度との関連がみられたが影響は小さい.加えて,同居子がいることで男性で家事頻度がコロナ禍1年目のみ増加したが,女性ではいずれの年も影響がみられなかった
Performance of Housework among Younger Unmarried Individuals
日本社会において未婚率は増加傾向にあり,未婚者は人口の一定のボリュームを占める.従来の量的な家事労働研究は既婚者をおもな対象としており,未婚者について研究蓄積が少ない.近年,既婚者の不平等な家事分担の要因として家事の習熟の男女差が指摘されており,既婚者の不平等な家事分担を検討するうえでも未婚者の家事遂行が重要である.本研究は社会生活基本調査を用いてジェンダーに着目しコーホートの視点を加えて15–34歳の未婚者の家事について検討した.結果から,すべてのコーホート(1972–91)で年齢が高いと家事時間が長く,その関連は女性で顕著である.また,親同居や労働時間などを統制した回帰分析の結果では,年齢が高いと1日の家事時間が45分以上である確率が高く,男性より女性で高い.本稿の結果は25–34歳の未婚者における家事遂行の男女差の拡大を示しており,何がこれを引き起こすのか今後検討する必要がある
Economics (3 works) · Demographic economics (2 works) · Labour economics (2 works) · Political science (2 works) · Psychology (2 works) · Sociology (2 works) · Work-Family Balance Challenges (2 works) · Business (1 work) · Cohort (1 work) · Cohort study (1 work)