Vasubandhu’s Humorous Stories
Preachers as Seen in Vyākhyāyukti
Bibliographic Data
| ID | 21333551 |
|---|---|
| Authors | Makio Ueno (0009-0002-1884-9072, Lecturer, Otani University, Ph.D., corresponding author) |
| Year | 2021 |
| Volume | 69 |
| Issue | 3 |
| Pages | 1072-1078 |
| Publication date | 2021-03-25 |
| Open Access | Yes |
| Type | ARTICLE |
| Venue | 印度學佛教學研究 (JOURNAL) |
| Journal identifiers | ISSN: 0019-4344 • E-ISSN: 1884-0051 |
| Publisher | Japanese Association of Indian and Buddhist Studies (PUBLISHER) |
| DOI | 10.4259/ibk.69.3_1072 |
| OpenAlex | W3198547548 |
| Language | EN |
| Citations received | 1 |
| References cited | 1 |
世親作『釈軌論』(Vyākhyāyukti)の掉尾を飾る第5章では,説法者(dhārmakathika)の予備軍に向けて,説法の見本が示される.特にその第3節では,奇譚・漫談・厭世譚の実例が紹介される.それぞれ,聴き手を驚かせる・笑わせる・〔輪廻や欲望や怠惰を〕厭わせることを目的とする小話である(この3点が布教の契機として重視される).それらはいずれも簡潔で短く,任意の引用,そして説法での実用に適する.おそらくは説法の前に,あるいはその合間に,説法者の声に耳を傾けない相手に向けて語られるものであろう.本稿はそのなか,居眠りする聴衆を笑わせ,眠りを醒ます目的で語られる漫談の全話を紹介する.例えば,次のような小話である.「ある外教徒がマハーバーラタを読んで泣いていると,ある人から「なぜ泣いているのですか?」と聞かれた.「シーターがどれほどの苦しみを味わったかご覧になりましたか」と答えると,「それはマハーバーラタですよ,ラーマーヤナではありませんよ」と言われた.外教徒は「私が泣いたのは無意味でしたね」と虚しく語った.これと同じように,説法者の語る佛陀のことばも,注意して聴かなければ無意味なのです」と
Art · Literature · Indian and Buddhist Studies · Vietnamese History and Culture Studies
| Citations per year | 0.33 |
|---|---|
| Citation span | 2023 - 2023 (1) |
| Highly cited | No |