Recovery Outlaw
Between the Liberty of Using and Quitting Drugs
Bibliographic Data
| ID | 21340387 |
|---|---|
| Authors | Meba KURATA (Osaka DARC, corresponding author) |
| Year | 2020 |
| Volume | 71 |
| Issue | 2 |
| Pages | 198-214 |
| Publication date | 2020-01-01 |
| Open Access | Yes |
| Type | ARTICLE |
| Venue | Japanese Sociological Review (JOURNAL) |
| Journal identifiers | ISSN: 0021-5414 • E-ISSN: 1884-2755 |
| Publisher | The Japan Sociological Society (PUBLISHER) |
| DOI | 10.4057/jsr.71.198 |
| OpenAlex | W3104108925 |
| Language | EN |
| Citations received | 1 |
| References cited | 1 |
本稿の目的は,当事者である筆者の体験と活動をとおして,回復という現象の特徴を記述し,現在の薬物政策や薬物依存者処遇が,それまでに蓄積してきた当事者活動の豊穣さを簒奪し,一義的な意味に還元する事態について論じることである.すでに逸脱を社会的な視点から考える時代は過ぎ,こんにち薬物依存は自己責任の問題となった.しかし当事者はそれ以前から支援活動を行い,それは時代の変化を超えて存在し続けている.その一つであるダルクは,こんにちの社会からみたら逸脱的な支援を,すでに四半世紀にわたって続けてきた.その重要な考え方は「薬物を使う自由と使わない自由」が本人にゆだねられているということであり,そのことによって実現されるのは「回復の集約とその後の拡散」と表現できるものである.一方,近年の法改正や行政機関の薬物再乱用防止プログラムの実施は,薬物問題への取り組みとして望ましいものとされ,専門家らを巻き込みながら推進されている.しかしながら,それらによって回復という言葉は当初の輝きを失い,当事者活動本来の豊穣さが覆い隠されつつある
| Citations per year | 1 |
|---|---|
| Citation span | 2026 - 2026 (1) |
| Highly cited | No |